グルメ・クッキング

TAKO'S、世界一の○×を食す!

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...ある日、会社の社内メールに一通の奇妙なメールが届いた。


「あなたは臭い体験をしてみますか?」
○△です。この度、「世界一臭い食べ物」といわれる缶詰、シュールストレミングを入手いたしました。そこで◇×代表として、あなたにこの試食会に参加していただきたい...


...みなさんは知っていますか?「シュールストレミング(すっぱいイワシ)」世界一臭い食べ物といわれるスウェーデンのこの缶詰は、だいたい年1回は何かのバラエティ番組に登場し、透明アクリルで作られた部屋で芸人のリアクションを楽しむ形で放送されます。

しかし、そんなに臭いものか?見るたびにそう思ったものです。「これこそがリアクション芸人の技?」人生1度は嗅いで、食べてみたかった1品が入手されたとの話...もちろん会社で食のオーソリティ(食い意地No.1)と呼ばれるこの俺が代表として選出されるのは当然!!


...そんな試食会が本日行われたのです。

後輩アキラ君の車でファブリーズ握り締めて、いざ会場へ。「死ぬかなぁ」、「死なないでしょ」、「帰りに車が臭くならないかなぁ?」、「まぁ、俺の車じゃねぇしな」と、いつものバカ会話しつつ、途中のコンビニでつけ合わせ用?の食パンとブレスケア、牛乳、コーラ、ビニール合羽を買い込む...

ついに、ついに「シュールストレミング」とご対面。赤と金の神々しいそのボディは「今日もはりきって、毒ガスまいちゃるで~!!」とゆ~感じです。怖い...コワイよ。参加者は俺、アキラ君、主催のS氏、入手したOくん、先輩Yさん。

ビニール合羽にゴム手袋、完全装備のアキラ君が缶切り片手に恐る恐る近づく。そして入刀...猛烈な匂いがあたり一面...の前にアキラ君の悲鳴!

「俺の、俺の顔にかかった~!」

正直スマンカッタ、完全防備ではなかった。まさか「シュールストレミング」の野郎が顔射攻撃に出るとはつゆとも思わなかった...大笑いしつつ、洗顔に向かうアキラ君を見送り...ん、これは?これが...

目を離した隙に「シュールストレミング」の野郎は泡とともに強力な異臭ガスを撒き散らしていたのである!

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「ウ○コかよ!」「ウ○コの腐った...こんなモン食えるか!」「さすがフリーの国スウェーデン!」「サーブビケンがウルトラホーク1号の元ネタじゃねぇかなぁ」...まさに阿鼻叫喚とはこのコトである。俺なんか無意識に狭い隙間に身を入れようとしてしまった...いや、先輩Yさんなどは既に戦意喪失である。

洗顔したアキラ君が「俺が臭い!」といいつつ帰ってくる。もう異臭からは逃げられないし、缶を切り開く。中身はなんか生っぽいイワシが腐海で漂っている感じだ。

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とりあえず小皿に取って一部を口に入れる...「しょっぱい!」強烈な異臭を身にまとったそれは、想像を超えた、まるでプロレスラー佐々木健介の試合のごとくの塩辛さであった。しかし、食べ進む他の面子には負けられない(Yさんはもちろん口にすることはなかったが)。おもむろに食パンを取り出した俺はO君の用意したオニオンスライスと「シュールストレミング」をまるごと1匹乗せ、マヨネーズを絡める。そしてもう1枚の食パンで挟んで覚悟完了!

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「美味い!」なんだか臭いの感覚も無くなったのか、この一言が口から出た。まあ、マヨネーズが美味しかっただけかもしれないが。その後は「顔が青いよ」とか言われながらゆっくりと、ほんとうにゆっくりと食べ進んだ。

ついに完食!しかし、あろうことかO君とS氏は2匹を平らげた...なんちゅ~人たちだ。アキラ君は0.8匹、もちろんYさんはゼロ。コーラ飲んで、ブレスケアして、片付けて、ファブリーズして、牛乳飲んで...でもゲップが出ると非常に辛い臭いが口の中を...

こんな臭いを俺たちだけで楽しむ?のはもったいないのでO君の用意したジップロックに残った汁を入れ、ビニール袋3重に梱包、アキラ君の車で会社へ。祭日も仕事していた後輩4人を呼んで「嗅いで来い!」...またくりひろげられた阿鼻叫喚の図。

...なんにしろ、貴重な体験であった。しかし、もう2度とは嗅がねぇ、食わねぇぞ「シュールストレミング」の野郎!!

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